sekaiwoyakusu’s blog

世界の"おもしろそう"を日本語に訳します



SEKAIWOYAKUSU

世界の"おもしろそう"を日本語に

テクノロジー

貧しい人々を嫌う人工知能

AIが台頭した際に人間が直面する最大の驚異は、ロボットの暴走なんかではなかう、偏った考えをもつアルゴリズムのようです。偏見をもつアルゴリズムによって引き起こされる全ての悪いことは、不公平なことに貧困層や社会の主流から取り残された弱者や少数派…

人工知能が自己を認識しているかを見分ける方法

はっきりと意識がある瞬間、もしくは夢を見ている瞬間でも、あなたは自己を確認できる感情を心の内面に抱いているでしょう。SFテレビドラマであるウエスト・ワールドやブレードランナーに出てくる人工知能を搭載したアンドロイドは、こういった人間のような…

「インターネットは世界を悪くしていない」

いま、私がもっとも注目している人はベネディクト・エバンスです。彼は、Andreessen Horowitzという2009年に設立されたベンチャー・キャピタルで働いています。彼は、いまや伝説ともなっている"Mobile is Eating the World(モバイルが世界を飲み込む)"という…

AIが創出する新しい職業にどのように備えるか

米財務長官であるスティーヴン・マヌーチンが予想している通り、今後数十年で人工知能(AI)は、アメリカ人の雇用を脅かす存在にはならいでしょう。もちろん、彼の意見に反対する人もいます。

「AIは人間の感情を読み取る学習を自ら進めている」

今日に存在する多くのAI(人工知能)は、マシーン・ラーニング(機械学習)が特定のデータのまとまりから情報を学習した後に、その情報に対して独立して反応・返答することができるようになっています。多くの意味でAIは、マシーン・ラーニングに頼っているので…

”サピエンス全史”の著者が語る、人間が有用性を失う未来とは

イスラエル人の歴史学者であるユヴァル・ノア・ハラリ氏の著書である「サピエンス全史」は、世界的ベストセラーとなった。本著は、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、バラク・オバマといった著名人からも多くの支持を集めている。彼の新著である「ホモ…

「テクノロジーは私たちの心を乗っ取っている」:後編

ハイジャックの方法6:底なしのボウル、無限の供給、そして自動再生 人びとの心をハイジャックさせる方法は、人びとにモノを消費させ続けることだ。いくら消費者が満腹でも、商品を食べさせるようなものだ。 さて、どのように満腹な消費者にさらにモノを食べ…

「テクノロジーは私たちの心を乗っ取っている」:前編

私はテクノロジーがどのように私たちの心理的な脆弱性をハイジャックしているかについて調べている専門家だ。過去3年にわたって、Google社でデザイン倫理学者として数十億人の心をテクノロジーのハイジャックから守るために、どのようにモノをデザインすべき…